平成20年度から始まった「あだたら生物クラブ」とは、福島大学の塘(つつみ)先生のご指導のもと、生き物に興味・関心のある小学生~大学生までを対象に、専門的な知識や経験を提供しようというプログラムです。今回は、施設内にあるアカマツやコナラといった木の幹に布を巻き、その中に入り込んだ冬越しの昆虫の種類と数を調査するというテーマで行ないました。あいにくの吹雪でしたが、布を回収し、室内で調べると、たくさんのクモやトビムシなどが出てきました。それを実体顕微鏡を使って調べるのです。少し専門的ですが、生物学の一端を経験した参加者からは、驚きの声があがりました。皆さん、寒い中ご苦労様でした。