11月11日(日)に、フォレストパークあだたらで、大玉村教育委員会と(財)ふくしまフォレスト・エコ・ライフ財団の共催で、大玉村の「自然探偵団」の子どもたちを対象に、「災害対応キャンプ」を開催しました。これは、これから財団が時間をかけて、災害対応のキャンププログラムを作り上げていくための第1回目の取り組みです。
今回は、「火を中心にひとりひとりの生きる力を高める」ことをテーマに、福島県キャンプ協会の指導のもと、火を扱うプログラムを行いました。たきぎを集めたり、薪をナタで割ったり、マッッチを使って火をおこしたり。ほとんどのお子さんが、火を扱うのは初めての経験でした。身近な空き缶を使い、自分たちが起こした火でご飯を炊いて食べたカレーはとてもおいしかったようです。参加した子どもたちには、火を使えることで、「暖をとる」「明かりをとる」「調理する」など、たくさんのことができるようになる(=生きる力を高める)ことを感じてもらえたかなと思っています。
fumi
11月10日(土)フォレストパークあだたらに、どんぐり拾いの一行が訪れました。皆さんが参加されていたのは、「どんぐりプロジェクト どんぐりひろい in 福島」といい、「財団法人日本環境協会」「公益社団法人国土緑化推進機構」「社団法人日本植木協会」が主体となり、昨年の3月11日におこった東日本大震災の被災地(ひさいち)で拾(ひろ)ったどんぐりから苗木を育て、被災地に送り返して植樹することで、被災地の緑の復興(ふっこう)を応援(おうえん)する活動だったのです。当日は、朝から生憎肌寒い気候で、途中から少し小雨模様となりましたが、福島県郡山市周辺にお住まいの親子が、バスに乗ってフォレストパークあだたらにやってきました。もりの案内人さんに案内され、みんなでどんぐりを探しました。今年の秋は、どんぐりの不作の年。たくさんのどんぐりを集めることはできませんでしたが、黄葉真っ盛りの森林を散策し、木の名前を教えてもらったり、木の枝を使ったクラフトを作ったり、ビジターセンターの温泉に入ったりで、満足そうなお顔で帰途につかれました。いつもは植物をはじめとした生き物を採集することはできませんが、今回は東北復興のプログラムということで特別に許可となりました。一日も早く、東北の森林がもっと元気になると良いですね! 興味のある方は、プロジェクトD ウェブサイト http://www.project-donguri.com/まで。 by gen
どんぐりひろい in 福島 が開かれました 2012.11.10 はコメントを受け付けていません
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