先日12月14日・15日の2日間に渡り、福島県の森林文化公開体験事業~冬の部~「炭焼き体験」が開催されました。この事業は森林環境税を活用したものです。2日間で延べ28名の参加がありました。
冬の部の今回はは、炭材の切り出しから炭を焼きあげるまでの「炭焼き」の工程を2日間で体験するプログラムです。講師は地元大玉村の武田さん・橋本さんでした。今回体験していただいた工程は次の①~⑤です。
①炭の材料となる木を切り出し、適当な長さに切る
②熱せられた窯に、木を立てて入れていく
③窯の口で火を焚く
④ふたをして翌日まで待つ
⑤炭を取り出し、素灰をかけて消火して完成!
また、1日目の途中では、昔の冬の仕事の体験として、「わら細工~わらじ作り~」を体験しました。講師は地元大玉村の橋本さん・官野さん・武田さん・後藤さん。縄にしたわらを両足の指にかけ、編んでいきました。当時は、冬の間炭焼きをするための、防寒の靴・雨具・炭を背負う道具もすべてワラで作っていたそうです。必要なものはなんでもつくっていたんですね。
皆さん昔の冬仕事の大変さと、炭や道具を自ら作る技術に感心しながら参加されていました。
次回春の部は、3月です。詳細が決まり次第ご案内いたしますのでお楽しみに♪