みなさんこんにちは!フォレストパークあだたらでは、紅葉の見ごろが過ぎ、一部のもみじが赤やオレンジなど色を残している状況です。
さて、昨日は、平成27年度福島県森林文化公開体験事業『イグネと人々の暮らし~「森林に働き・守る。」~』が開催されました。あいにくの雨模様で、当日キャンセルもあり参加者は9名でしたが、イグネ(屋敷林)についての講演や、イグネの見学、整備体験、イグネの資源を使ったたき火など盛りだくさんで開催されました。
講師の岩崎先生(みちのく民俗文化研究所代表)からは、もっとも身近な森林であるイグネを残していくことは、森林文化を継承する一つの方法であり、そのためには、地域のイグネの状況を知る必要があるとのお話がありました。
イグネの見学と整備では、スギの林の中で落ち葉や枯れ枝を拾い、林内の掃除を手伝いました。拾って集めたスギの葉は持って帰り、たき火をして、焼き芋を食べました。イグネは、防風だけでなく、食料や燃料、肥料や建材などその用途は多岐にわたり、イグネにある全ての資源は循環し無駄なものはないのだと実感した一日でした。
fumi
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