今日ご報告するのは、7月24日(土)・25日(日)の2日にわたって開催された、森林文化企画展「森を知る 夜の森昆虫ウォッチング」です。
講師は、福島虫の会の小林さんと斉藤さんの2名で、地上の虫を落とし穴に落として捕まえる「ベイトトラップ」と、光に集まる虫を捕まえる「ライトトラップ」の2つを実施しました。当日の参加者は、初日が35名、2日目が31名でした。ベイトトラップは紙コップにエサをいれ地面に埋めておくだけの単純なものですが、どこに設置すると虫がたくさん取れるか、参加者はいろいろ考えながら設置していました。
ライトトラップでは、設置場所や使うライトの種類によって異なる虫が集まりました。クロカミキリ、ツノトンボ、クワガタ、ガ、などなど。子どもたちは、飛び交うガも気にせず、一生懸命写真をとっていましたよ!
2日目の朝にベイトトラップを回収してみると、手塚治虫の名前の由来になったオサムシやアリなどのムシを取ることができました。とったムシは名前を調べてから、ちゃんと逃がしましたよ。先生からは、虫について、どんなところに集まるのか、昆虫標本の作り方、どんなムシがいるのかなど、いろいろ教えていただくことができました。今回の講座は、夏休みの自由研究には最適でしたよ。 fumi