みなさんこんにちは!今日はあだたら生物クラブが開催されましたので、その報告をします!
みなさん今年の生物クラブ開催を心待ちにしてくれていたようで、毎回参加してくれるリピーターの方、福島大学の学生や国際情報工科大学校の生徒さんなど、合わせて34名の参加がありました。みなさん参加してくれてありがとう!
今回の内容は、「植物についている昆虫を観察して、植物と昆虫とのかかわりを知ろう!」。まずは、花の咲いている草本にビニールの袋をかけて、根っこから採集。アザミやオトコエシ、コバギボウシなどいろいろな花にくっついていた虫を、ピンセットで取っては名前を調べて記録しました。虫が多い花もあれば、ほとんどいない花もありました。
次は、木にいる虫を調べるため、木に布を巻きつけ、なんと丸ごと1本根本から切りました。講師の福島大学の塘先生も、今までこんな調査をしたことはないとのこと。参加者は葉っぱ1枚にいたるまで、虫の姿を食い入るように探していました。すごい集中力でしたよ!切ったガマズミの木からは、クモやゾウムシ、アブラムシやアリなど多くの虫を見つけることができました。この一本の木で、虫同士食べたり食べられたり、また葉っぱを食べたり、休憩したり、様々な形で利用されていることがわかりました。参加者は今回の調査法にとても驚いていましたが、得られたものは大きかったようでした。 fumi
フォレストパークあだたらにある「森林館」では、福島県内の小中学校の生徒さんが森林の中で学んだ成果を、パネルの形で展示しています。県内の学校の内、フォレストパークあだたらでは、福島県中通り安達地方を中心としたの学校の学習成果を展示しています。学校名と展示期間はこちらです。
夏休みも終盤、是非お立ち寄りください。
今回のミュージカル合宿のねらいは、音楽を通して、
1)東京と福島という地域間の交流を図ろう
2)大人と子どもの世代間の交流を図ろう
3)森林を活用したあたらしい文化を発信しよう
というものでした。その結果は、参加した皆さんの満足そうで、うれしそうなお顔に現れていますよね。
町の中の音楽ホールやホテルでもおなじことができるかもしれません。でも、あだたらの森の緑が、参加されたみなさんの気持ちを、より親密にしたように思えてなりません。今までにない、森林の中で人が育む文化の始まりです。
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