みなさんこんにちは!今日は、まるで春のような暖かい一日で、場内の積雪もいっきに溶け、このまま春になるのではと思うほどでした。
さて、シリーズ「焚き火」の第3回は、火おこしと楽しみ方です。前回までの回をお読みいただき、準備ができたら早速火おこしをしてみましょう。火おこしに大切なポイントは3つ!
○燃えるもの(薪) ○酸素(空気) ○温度
まずは、太めの針葉樹薪を寝かせて置き、そこに立てかけるように細めの薪を並べます。着火剤は細い薪の下に置きます。太い薪に立てかけるようにして置くのは、酸素の通り道を確保するため。薪にすき間がないと、十分な酸素が取り込めないため、火がすぐ消えてしまいます。
細めの薪を追加しながら、炎が十分に大きくなったら、火持ちのする太めの広葉樹薪をくべます。広葉樹薪が十分加熱されると、安定して燃えるようになります。こうなれば、あとは火を見ながら薪を追加していくだけです。外気温が低い時は、薪が燃える温度に達しにくいため十分な加熱が必要です。
炎が安定したら、揺らめく炎をゆっくり楽しみましょう。炎は眺めているだけで気持ちが穏やかに、なんとも贅沢な時間が過ごせます。
また、焚き火は、調理にも活用できます。慣れてきたら、様々なアウトドア料理にチャレンジしてみるのもいいですね。焚き火が初めての人は、串に刺したマシュマロやウィンナーをおき火(炎があがらず薪が少し赤い状態)であぶって食べてみましょう。いつもと違った味わいでとってもおいしいですよ!~つづく~
fumi